Vritue で全てのデスクトップにウィンドウを表示する
仮想デスクトップ環境を生み出す Virtue は,DesktopManager(DM) によく似ていますが,ウィンドウの挙動が少し違います。DMでは最前面のウィンドウは文句なく現在表示中のデスクトップに表示され,そのかわり,別のデスクトップにウィンドウを表示中のアプリをアクティブにしてもデスクトップ自体が切り替わることはありません。
ところが,Virtue では,同一アプリのウィンドウは基本的に同じデスクトップのみに表示され,そのかわり,アプリの切替とともに,デスクトップもアクティブなアプリのウィンドウがあるデスクトップに,自動的に切り替わります(この挙動については環境設定で設定を変えられるようです)。どちらが良いかは,好みの分かれるところかも知れません。
ところで,どこかで QuickSilver と Virtue は相性が悪い,というようなことを読んだような気がしますが,じつはこれも Virtue では同一アプリのウィンドウは基本的に同一デスクトップにしか現れない,という癖?によるものです。つまり,Virtue 上で,どのデスクトップ上にもウィンドウを表示したい場合には,Virtue のメニューから Inspection>Aplications...を選択し,Aplication Information のウィンドウで,Show application on all desktop にチェックを入れる必要があります。