J.S. Mach Ⅱ 新着記事

2013/10/08

当館更新停止のお知らせ

更新停止といっても、要するに、wordpress.com 上の新館、J.S. Mach Ⅱで更新しておりますので、別に管理人の身辺に大事が起こったわけではありません。
 もともと、私がBloggerでブログを始めたのは深い考えがあったわけではなくて、単純に当時私が大好きだった、Mac & PalさんがBloggerを使っていたからなんですね。もちろん日本の会社が運営しているフリーのブログサイトもありましたが、サイトが日本語でも英語でもあまり使い勝手は変わりませんでしたし。 その後、特に後先を考えずにwordpress.comに、J.S. Mach Ⅱを開設したわけですが、開設してから、wordpress.comはアフィリエイト禁止だと知ったという(笑)。そこでその後はアプリの紹介・楽曲の紹介などアフィリエイト記事のみはこちらで公開しておりました。
 そこへ来ましたご存知青天の霹靂、iTSアフィリエイトパートナーの変更。もちろん私も再申請しましたが、当ブログの連絡先メアドにアンダーバーが入っているからなのかなぜか理由は不明ですが、アップルのサイトからのアフィリエイト申請がどうもうまく通らない。それならと別のメアドを使用してみると申請は通ったかのように見えるけど一切音沙汰なしのつぶて。まあサイトに書いてる連絡先と違うメアドじゃ疑われるかもですね。 もちろん拙い英語を駆使してヘルプデスクに連絡したら何とかなるのかもしれませんが、正直言ってそこまでして申請するほどのメリット(ぶっちゃけって言えばアフィリエイト報酬)はないんですね。
 そういうワケで、これからは旧館と新館を分ける必要性がなくなりましたので、こちらの旧館の更新は取りやめて放置することといたします。新館の方は、これからも気が向いたら更新するかもしれませんので、どうぞよろしくお願いします。

2013/07/19

Tribute to Zbigniew Seifert

Tribute to Zbigniew Seifert - Jarek Smietana

ポーランドという国は実は古くからジャズの盛んな国なんですよね。どちらかというと旧共産圏な東欧でなぜジャズなのか、私はよくわからないのですが、旧ソビエトに対する反発めいたものがあるのかもしれません。いずれにせよ、聞いてみてびっくりの独自の音楽世界をもつ演奏家がたくさんいるらしいです。
で、ここで取り上げた "Tribute to Zbigniew Seifert " というアルバムは、アルバムジャケットからわかるように、ジャズヴァイオリニストをフィーチャーしたアルバムで、意外とジャズロックと言うか、フュージョンっぽい演奏が繰り広げられています。トリビュートされている、Zbigniew Seifert (ズビグニエフ・ザイフェルト、とでも読むんでしょうか?)というお方は全く聞いたことがなかったのですが、夭折したポーランドのジャズヴァイオリンの先駆け的存在らしい。(参考:アルバムガイド ジャズヴァイオリンニスト-Zbigniew Seifert篇)へえ、というわけで、iTS を Zbigniew Seifert で検索してみると二つほどご本人名義と、Tomasz Stanko 他のクレジットのあるアルバムとが出てきます。(ちなみに、話はそれますが、Tomasz Stanko のトランペットも一度聴いたら忘れられない独特の世界がありますよ。☞ NDR Big Band : Ellingtonia
で、本作はポーランドのギタリストである、Jarek Smietana (ヤレク・スメタナ?)による夭折したジャズヴァイオリニストへのオマージュというわけで、曲ごとに別のヴァイオリニストがフィーチャーされておりまして、Didier Lockwood とか、Mark Feldman とか Jerry Goodman とかどこかで聞いたことがあるお名前が。ああなんだかどこか The Mahavishnu Orchestra っぽい香りがすると思ったらなるほどそう言うわけでありました。 どの曲もわりとキャッチーなテーマとロックビートで親しみやすく、演奏もなかなかよろしい。ちょっとばかり音質というか録音が残念かな、という感じはありますが、東欧からの珍盤掘り出し物と思えばまあ許せる範囲ではないでしょうか。昔は珍盤を漁るのにレコード屋さんに半日ぐらい入り浸って探したものですが、今はPCの前で検索するだけで済むんですから、時代は変わりましたね。

2013/06/20

Instacast

Instacast 3 App
カテゴリ: ニュース
価格: ¥450

Skueomorphic デザインを捨てた iOS7 で純正ポッドキャストアプリが果たしてどう変貌するのか、楽しみなような怖いような複雑な気持ちの今日この頃です。
さて、オープンリールデザインを惜しげもなく捨ててやや迷走気味な純正アプリから脱出して、サードパーティのポッドキャストアプリを探してみることにしてみました。私としてはポッドキャストの説明文が、それまでミュージックアプリでできていたように、歌詞を見るようにしてすぐに表示できないのが純正アプリに対する大きな不満なんです。 たくさんあるサードパーティアプリの中から、Instacast をお試ししてみました。Mac 用アプリ(Instacast for Mac - Vemedio )のベータ版も配布されていて、ベータ期間中は無料試用が可能というのも魅力。

  • "Instacast Cloud" のアカウント(無料)を登録すると、デスクトップも含む複数のデバイス間で購読、未再生・既再生などの情報を同期することができる。
  • ポッドキャストの説明として、配布元サイト上の記事全体が表示できる。純正アプリはエピソードに埋め込まれた説明文しか表示できないので、途中で文章が途切れたりしていますが、説明文を配布元サイトから拾ってくるので、プレイリストなども(サイトに情報があればですが)表示できる。
  • 購読しているポッドキャストのアップデートをプッシュで通知してくれる。
  • デザインもオーソドックス。今ごろは iOS 7 に合わせるので再デザインが大変でしょうけれど…
  • デスクトップ版は日本語ローカライズされています。最近よくある機械翻訳そのまんまみたいな残念なものではなく、ちゃんと日本語になっています。iOS 版はローカライズされていませんが、無理にローカライズしていないのがかえって好印象です。
  • 難を言えば、クラウド同期の関係もあるのか、iOS版は起動がやや遅い印象(iPhone 4S )。デスクトップ版は今のところライセンス購入しなくても使えますが、ライセンスは $19.99 ということでまあそれなりのお値段のようです。

2013/05/08

Alma Adentro - The Puerto Rican Songbook


スキンヘッドで眉毛の薄いお兄さんはなかなかに迫力のある外観なわけですが、現代的ジャズプレイヤーでありながらもラテンの血統もたしかに感じさせるサックス。どことなく、David Sanchez に似ている雰囲気もあります。実際、David Sanchez 氏もプエルトリカンなお方でお二人共演していたりもしますから。
さて、"The Puerto Rican Songbook" と題して2011年にリリースされたアルバムは木管オーケストラをバックに古典的なラテン・バラード(たぶん)を自らアレンジしての演奏。意外と原曲を生かした控えめなアレンジで特にパーカッションが入っているわけではないのですが、オケのリフが見事にラテン風味を醸し出しています。 で、これがなぜか日本の iTS の品揃えから外れているんですね。US のレビューを見るとなかなかに好評なようなんですが。これが実際プエルトリコ出身の人々が多い US と、ラテンといえばキューバ・ブラジルくらいしか思いつかない日本との差なんでしょうか。日本では原曲がそもそもなじみがないということもありましょうが、原曲を知っていなくてもこれはなかなか楽しめると思います。Miguel 氏がクラシック風のカデンツァを聴かせる部分もあったりして、編曲の手腕ともどもなかなかのテクニシャンだな、と感心。 というわけで上のリンクは US ストア専用リンクです、すみません。

2013/02/06

Deko

Deko — Beautiful, Unique Wallpapers and Patterns App
カテゴリ: エンターテインメント
価格: 無料



デコ、というと赤塚先生の有名なキャラの名前に似ているようですが(古っ!!)、そういうことではなくて、アブストラクトな壁紙自動生成アプリです。
とりあえず無料なので百聞は一見、一タッチにしかず、ということで落としていじってみるのが好いのではないかと。はじめに英語でチュートリアルが出ますが、画面を右から左に半分くらいフリックすると今生成されたパターンを元にしたバリエーションを、全フリックすると全く新しいパターンを次から次へと生成します。左から右へフリックしてひとつ前のパターンに戻ることも可能。気に入ったパターンは、画面をタッチして出てくる三つのアイコンのうちの左側十字アイコンをタッチするとアプリ内に保存されます。保存されたパターンは真ん中のアイコンからギャラリーにアクセスしていつでも見ることができますし、そこから開いて新しいバリエーションを作り出すこともできます。イメージをフォトライブラリに保存するには右側の矢印(共有)アイコンから。ただし高解像度イメージを保存するためにはアドオン170円を買ってくださいということのようです。
じつはアドオンを買ってから気がついたのですが、アドオンを購入せずともスクリーンショットを撮ればいいのですよね。その場合は、右下に "DEKO" というロゴが入りますけど。 基本的にストライプ、円、三角形または四角形の組み合わせだけで、それほどバリエーションが多いわけではなさそうですが、ホーム画面に使うにはこれぐらいのおとなしさがちょうどいいと思います。 iPad対応ユニバーサルアプリです。

2012/08/21

Ecoute iOS

Ecoute App
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥250
同種のアプリをいくつも購入してしまう、ということは確かにあります。私の場合、ちょっときれいなミュージック・プレイヤー・アプリを見かけるとついつい手が出てしまいます。そうして大半のアプリはいつの間にか外されて、~/Music/iTunes/iTunes Music/Mobile Applications の片隅に眠り続けているわけですが。
ということで、Ecoute というと、今までは OS X 用の iTunes 代替プレイヤーアプリEcoute - PixiAppsが有名でしたが、そのiOS版が出ていました。(開発元ページはこちら→ Ecoute: now in your pocket)
 iOS版といってもユニバーサル仕様ではなく、iPhone/iPod touch 用です。ミュージックライブラリの検索・再生はもちろん、Genuis Mix, Podcastなど、iOS標準のミュージック・アプリの機能を網羅して、さらにtwitter, Last.fm への投稿にも対応。 ちょっと試してみましたが、一部のミュージック・プレイヤーでありがちな、DRM付ファイル再生非対応ということもなさそうですし、再生日時・回数も母艦と同期されます。標準のミュージック・アプリを完全に置き換え可能ですなこれは。

2012/06/27

El Pais de las Maravillas - Harold Lopez Nussa Trio


こりゃまたなんだかよくわからない不思議なジャケット絵です。
それはともかくとして音楽の国キューバは超絶テクのジャズピアニストを輩出する国でありますが、そんなキューバのジャズピアニストのトリオ作品。買ってみてから気がつきましたが、プエルトリコ出身のサックス奏者、David Sanchez が10曲中4曲参加していて、ゲストということでわりと控え目ながら良い音を聞かせてくれています。 キューバ出身ピアニストというと早弾き職人のような人が多いようですが、かなりジャズ寄りな音を出していて、パーカッション不在のピアノトリオということもあってラテンな3+3+2っぽい8ビートを基本に据えつつも全体としてモダンジャズ寄りな音の作りと言えましょう。曲のタイトルは知らないものが多いですが、聞いてみると実は「A列車」であったり、ラテンの常番ナンバー Siboney であったり。
iTS で買うとプレイヤーが誰かよくわからないので困るのですが、調べたところ、どうもベーシストは昔 Gonzalo Rubalcaba トリオにいた、Felipe Cabrera らしい。 そうそう、Gonzalo Rubalcaba も悪くはないけど、昔の録音はともかく最近は年をとったのかなんか静かな曲が多くてどうもフラストレーション溜まり気味だよねというラテンジャズ愛好者にはなかなかオススメではないかと思います。
ただ、難癖をつけるわけではありませんが実は意外と一つ一つの曲が短いんですね。スタジオ録音でもありますし新人のショーケース的な意味合いもあるのでしょうから、そんなものかもしれません。たしかに長々と無意味にソロを回すのも興ざめですが、もう少しねちっこく演奏してもらっても良かったかなと。

2012/05/23

Desktop Calendar Plus


Desktop Calendar Plus App (¥350)  
デスクトップにカレンダーを表示するユーティリティは昔からいろいろありましたが、三階ラボさんから、Desktop Calendar Plus なるアプリが Mac App Store 経由で出たようです。 以前から三階ラボさんからはすてきな壁紙カレンダー ( 三階ラボ | 壁紙カレンダー 2012 ver.03 )が配布されていて、これを先月、来月と切り替える Apple Script も公開されています ( 壁紙カレンダーを順に切り換えるAppleScript , 今日の壁紙カレンダーを表示するAppleScript )が、さらにカスタマイズ性を高くしたアプリのようです。かなり細かくカスタマイズできるようですが、予めテーマもいくつか付いてくるので、私のようなものぐさでも十分使えます。
 カレンダーアプリとして、iCal のカレンダーの表示やアイテムの新規作成なども期待したいところですが、「現在は対応しておりません、気長にお待ち下さい。」(Desktop Calendar Plus | 壁紙の上にカレンダーを重ねて表示するMacアプリ )だそうで、ええもちろん待ってますとも。 6月6日までは販売開始記念セールとのことです。
ちなみに、本アプリの公開にともない、壁紙カレンダーは配布終了だそうです。( 三階ラボ | Desktop Calendar Plus for Mac

2012/02/17

検索ハブ(で郵便番号検索とか)

検索ハブ App
カテゴリ: 辞書/辞典/その他
価格: ¥250


近ごろ気に入っているのが、この検索ハブというアプリです。直球ど真ん中なアイコンが、なにげに往年のPalm Wareを彷彿とさせないでもありません。この際8bit風なドット絵にしちゃったらどうかという気もします。まあそれはともかく、ハブという名前が示すように、このアプリは検索語を他のアプリ(URLスキームに対応している必要があります)に渡して検索してもらう、というもの。


こんな感じでずらずらっと検索可能なアプリや検索対象サイトが出てくるのでそこをタップして検索できます。

興味深いのは、サーバー機能を利用して、ローカルにあるMac/PCのブラウザから検索したり、iOS上のクリップボードの内容を取得したり、逆にiOSのクリップボードにテキストを送信したりできるあたり。昨晩突如発表された Messages β もさすがに携帯にSMSを送ることはできませんが、とりあえずSMSの本文をMacで書いてiPhoneのクリップボード経由で送る、なんてこともできます。


こんな風に、自分で好みの検索対象URLを追加することができます。検索語のクエリーは"_Q_"(URLエンコードなし)、"_QE_"(EUCでエンコード)、"_QS_" (シフトJISでエンコード)みたいに指定するわけです(エンコード指定の方法が、検索ハブのサイトの説明にはまだないみたいですね…) 。おっと失礼、詳細はこちら
各所での紹介では辞書の串刺し検索アプリ、というふうに言われていて、それはそうなんですが、別に辞書にこだわる必要はないわけで、URLスキームを利用したランチャーみたいな使い方もあり得ます。(ご参考→ [iOS]検索ハブが「クリップボード監視対応」「通知センター対応」「Webサーバ搭載」で一大変態アプリに | ひとりぶろぐ)ちなみに、上の方のスクリーンショットにある、Search in Grazing と書いてあるやつは、Grazing Web Browser (¥170) というサードパーティ製ブラウザでgoogle検索するように設定しています。(URLは、grazing://www.google.com/search?q=_Q_ )

ちなみに私は、goo郵便番号検索をカスタム検索で追加してみましたが、これは便利。郵便番号検索で有料・無料さまざまなアプリがでていますが、もう郵便番号の検索はアプリ要らずになります。URLは、" http://postcode.goo.ne.jp/search.php?MT=_QE_&kind=0&kana=&x=0&y=0 " で。(長いですね。後ろの方は省いちゃってもいいのかもしれませんが、検証していません)

GNewzPro (¥350) さんも早速URLスキームに対応を果たしておりますので、追加させていただきました。( URLは、gnewzpro://?q=_Q_ )検索ハブ側でも今後GNewzProに対応するようです。

P.S : 検索ハブの作者さんが、新アイコンのデザインを募集しているようです。自信のある方は、ぜひ!


2012/01/13

タルカス

ずいぶんひさしぶりにリアルCDというものを購入しました。買ったのは、「タルカス クラシック meets ロック」(こういうカタカナと英文字の妙なまぜこぜ表記はあまり好きじゃないのだけど)。 なんで買ったのか、というと、先日、正月でヒマを持て余していた長男を、平清盛展@江戸東京博物館に連れて行ったのです。これは言うまでもなく今期の大河ドラマの宣伝を兼ねたイベント。それにしてもご高齢の方々に混じって古文書やら掛け軸やらにじっと見入る小学3年生も珍しいといえば珍しいわけで。
それはともかく、そこで流されている大河ドラマのトレイラー・ムービーの中でどこかで聞いたような妙にポップで疾走感のある音楽が、オーケストラの演奏で流れていたのです。その場では思い出せなくて、これが噂に聞く吉松隆氏の手になる大河ドラマの音楽なのか、それにしてもやけにポップな旋律だな、などと思ったのでした。 そうこうしているうちに先日、ツイッター経由で流れてきた吉松氏のブログ記事:大河ドラマ「平清盛」音楽制作メモ : 月刊クラシック音楽探偵事務所を読んで、はたと気づいたのです。そう、それは EL&P の "Tarkus" の吉松氏によるオーケストラ版であったのです。世代的に言えばまさに私の世代に全盛であった、いわゆる「プログレッシブ・ロック」というやつで、もちろん「展覧会の絵」の名演も知っていますが、実を言うとEL&PとかYesとか、それほどたくさん聴いてきたわけじゃなかったんですよね。しかし、なんだか気になったのでiTSでも調べたのですが、iTS Japan では2000円もする(iTS USなら$9.99のようですが)し、せっかくのオーケストラライブ録音ならもうどうせなら盤を買っちゃえ、と。
 ざっと聴いてみましたが、文句なくこれは楽しい。某所の評を見ると「あえてオーケストラで演ずる意味があるの?」みたいなことも書いてありましたが、そんな無理やり意味づけしなくてもいいのではないでしょうかね。ジャズやロックでクラシックを演奏するのはよくありますが、このアルバムのような逆バージョンは少ない。ジャズやロックの演奏家がクラシック楽曲に敬意を表するのはよくあるとしてもクラシックの作曲家・演奏家がジャズやロックに理解を示すというのはたしかに珍しいことなのかもしれません。武満などはエリントンを敬愛し、ビートルズナンバーを編曲していますがそれは例外中の例外。 そんな例外の一つがこのタルカス。某Y野楽器店でも、放送中の大河ドラマ挿入曲であるにも関わらず特にそんな告知もなく、現代曲コーナーの片隅にごくひっそりと一枚だけ棚に置いてあっただけで、それを私が確保してきたという次第で。もちろんダウンロード販売なら売り切れはありませんよ。
ということで宣伝させていただきました。ちなみにEL&P のオリジナルアルバムはこちら。↓

2011/12/19

Reprise


Reprise App
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥170


Reprise というミュージックアプリをお試ししてみました。「あっぷなんとか」という某有名サイトで検索しても特に情報がないところを見ると日本ではほとんど知られていないみたいですが、海外では The Next Web: Reprise Rekindles your iOS Music LibraryやBeautifull Pixels: Reprise for iOS brings your iTunes music library back to life - The Next Webといったサイトで紹介されておりまして、それなりに評価されているらしいです。
By never repeating a song, ever, until you've gone through your entire library, you're sure to Rediscover songs you haven't heard in a while. 
ということで、基本的に全ライブラリの曲を演奏してしまうまで、二度と同じ曲は再生しないのだそうです。もちろんそれに似たことならiTunesのスマートプレイリストでもできますが、特筆すべきはこぎれいに作り込まれたUI。黒基調のシックな画面がなかなかシブイ。また標準のミュージックアプリではできないツイッターやLast.fmへの投稿機能も。 ただ、せっかくライブラリから日ごろ聴いていない曲を掘り起こしても、曲のレーティングを変更することはできないみたい。また、再生記録をiTunesに付加することもできないようです。(もしかしてこれはiOSの音楽再生アプリは全部そうなのか?) 実際、どんなセンスでシャッフルしてくるのか、しばらく使わないと何とも言えない気もします。いずれにせよ、ちょっと一味違う気分で音楽を楽しむには良いかもしれないので、もう少し使ってみたいと思っています。

2011/10/26

Wren

Wren App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: ¥450


何やら、iOS界隈ではシステムにツイッターが標準装備されて、ますます仕事の効率が下がっているツイッターが楽しくなっているとか。システム標準の投稿機能を利用した、投稿専門のアプリもでているようです。> kouseipapa.net/i » iOS5に組み込まれたツイート機能を引き出すツイート専用アプリ。InstaTweet for iOS 5
単機能のそんなアプリがはたして必要なのか、という疑問もあるようですが、私はそういうシンプルさが好きです。実はMac App Store で、Wren - Kevin Smithというアプリが出ておりまして、私はときどき使用しております。


スクリーンショットは、☝こんな感じで、まさに投稿編集画面と下書き3本分の保存場所、そして下に直近の自分のツイートしか表示されません。TL? リプライ?何それ?そんなもの見ねえよ、というまさにエグゼクティブなあなたが、周囲の反応など気にせずにただひたすらつぶやくためにはうってつけであります。画像のアップはもちろん、ブラウザから表示中のページのリンクを張ることすら、単体ではできません。仕方がないので私は、「ブロガーの生産性を高めるTypeIt4Me用特殊スニペット | ひとりぶろぐ」を参考にして、TypeIt4Me - Ettore Software Ltd.経由でリンクタイトルとURLを取ってこれるように細工しました。何はともあれ、万人にオススメできない単機能アプリ!これでなんと450円!でも私は買いましたよ。
 詳細は、英語ですが、開発元サイトをご覧下さい。> Wren for Mac

2011/09/12

Nguyên Lê : Songs of Freedom

この人は全く知らなかった。正直何と発音すべきなのかもよく分からない。字面からすれば「グエン・レ」ではないかと思われますが、試しに iPod の Voice Over 君に言わせてみると「ニュウン・リー」のように聞こえます。ヴェトナム系フランス人ギタリストなのだそうです。 ふとした拍子で breath of life | a conversation about black music というBlogを見つけたところ、そこでフィーチャーされていたのでちょっと聴いて見たわけです。


で、聴いてみるとこれがなかなか面白い。最近のアルバム、Songs of Freedom - Nguyên Lêは、Lennon & McCartneyの名曲、Eleanor Rigby から始まって Come Together で終わるという、ロック名曲のカバーが中心ですが、マリンバ、ビブラフォンや東洋風のパーカッション(タブラ?)を多用した、エキゾチックな香りがむせ返るようなリズム陣に乗せた、ボーカルとギターのほどよい絡みが独特な世界観を作り出している。 インドっぽいEleanor Rigby は、まあ Beatlesもインド趣味だったしなあ、と考えると強引に納得できないこともないわけですが、アラブ風の、コブラが壺から出てきそうなうにょうにょしたフレーズに乗せた Come Together に至っては何と申しましょうか、こんな解釈もあるのかと驚嘆するほかはない。インドっぽいジャズ、ロックというとマハヴィシュヌ・オーケストラを思い浮かべますけど、どことなくそんな雰囲気もあります。 とにかく、ひさしぶりになんだか凄いものを聴いてしまった。いきおいでジミヘンのトリビュートアルバム、Purple - Celebrating Jimi Hendrix - Nguyên Lêまで一気に買ってしまったですよ。 ちょっと一般人向けにはアクが強すぎるか、という気はしますが、この blog をご覧になるような物好きなあなたならきっと気に入るでしょう。どうぞまずはご試聴だけでも。

2011/06/28

Tagalicious

Tagalicious App

カテゴリ: ミュージック

価格: ¥1,200


Tagalicious - The Little App Factory Pty. Ltd.というアプリを買って見ました。何をするのか、というと、iTunes ライブラリにある曲の、アートワークや歌詞などの曲情報を拾ってきてくれます。
インストール後、立ち上げると、iTunesライブラリを読み込んで表示するので、あとは基本的に曲を選択するだけ。複数選択して一括して曲情報を取得することもできます。


あとは取得した情報が右ペインに表示されるので、iTunesに送る情報を選択して「送信」するだけ。メニューの表記も一部をのぞき日本語化されています。
ざっと使った感触では、邦楽は全滅。邦楽中心のライブラリなら Lyric Master などのアプリケーションを使った方がいい。しかし洋楽はわりといい感じ。英語はもちろん、ラテン系も出てくる。非英語圏の曲の歌詞はいちいち検索するのも敷居が高いので、ライブラリにスペイン語曲やポルトガル語曲が少なくない私にとってはありがたいこと。Mac App Store の記述によると、期間限定(いつまでかは不明)で$9.99とのこと。日本のアカウントで買うと1200円ですけど。。

2011/05/29

Palmystery by Victor Wooten

弾きまくりのジャズ・ファンク系のベーシストというとJacoやMarcus Millerくらいしか知らなかったんだけれど、最近でも上原ひろみをフィーチャーしたThe Stanley Clarke Band (feat. Hiromi, Ronald Bruner, Jr. and Ruslan) - The Stanley Clarke Band (Link to iTS)がグラミー賞を受賞しておりましたですね。
で、このVictor Wooten って人も私はあまり知らないのですが、たまたまとあるPodcastでこのアルバム4曲目に収録されている、The Lesson - Palmystery (Link to iTS) を耳にして驚いた。なんとまあベースでフラメンコを弾いているのですよ。改めてアルバムごと購入してただいま聴いておりますが、ポップでファンクな曲調を中心にしながら、H. Silver の名曲、Song for My Father なんかもカバーしていたりして、なかなか幅広い。まあそれにしてもテクニックは凄い。キーボードと互角に渡り合うソロは聴き応えがあります。

Palmystery - Victor Wooten
Palmystery - Victor Wooten