Automator で iPod にメモメモ
Blogger やけに調子悪いと思ったら,beta にバッテン印がついて,ついにbetaがとれたらしい。おめでとうございます。
さて,途中で放り出してAngeさんに続きをやってもらった,iPodメモメモシリーズです。
Automator ってほとんどいじらないんですが,よくよく見ると「新規iPodメモ」なんてアクションがちゃんと用意されています。しかしこのアクションも実は,テキストファイルをiPodのNotesフォルダに置くだけのことなので,やっぱり日本語は文字化けしちゃう。
そこで試行錯誤約1日半,クリップボードの内容をiPodに転送するワークフローを仕立ててみました。Jedit X におまけで付いてくるアクションを利用しているのでJedit X がインストールされていることが必須です。
まず,最初のアクションは「指定されたテキストを取得」。テキストの欄には
<?xml encoding="UTF-16"?>
と指定。なぜUTF-16なのか,そのへんはわかりませんが,とりあえず,私の環境ではそれで成功したので。
次に「新規 Jedit X 書類」アクションを置きます。「新規書類を最前面に表示する」をチェックし,新規書類をプレインテキストで開くように指定します。
3番目に「確認を求める」アクションを。まあ,これはなくてもいいでしょうが,ワークフローを実行する前に,iPod にメモする内容を既にクリップボードにコピーしている,というのがこのワークフローの前提条件ですので。
4つ目のアクションが,"Return the Clipboard" アクション。クリップボードにコピーされたテキストを次のアクションに渡します。これは標準では付いてませんので,このあたりからダウンロードして下さい。
5つ目に,「Jedit X 書類にテキストをセットする」。セット方法として「追加」を指定。こうするとエンコーディング情報だけが入った新規書類の後に,クリップボードの内容が追加されます。
6番目は,「テキストエンコーディングを変更する」。エンコーディングを"UTF-16"に指定。しかし,なぜかこれはちゃんと動いていないような気もするのですが......。まあ気休めということで。
7番目に「新規iPodメモ」。ファイル名はお好みで。
最後に「J edit X 書類を閉じる」。閉じなくてもiPodメモ自体は作成されますけど,締まりが悪いですから。閉じるときに書類を保存するかどうかはお好みです。
ワークフローとして保存して,~/Library/Scripts フォルダに入れておけば,Scriptメニューから実行可能です。
文字エンコーディングをUTF-16に指定しておくのがいいのかどうか,はっきり言って自信はありません。各自工夫してみて下さい。