覚悟はあるのか?
海の向こうのあいふぉん祭りに,日本のキャリアどもが我も我もと名乗りをあげる様子は,まさに哀れを誘います。
あいふぉん日本上陸には懐疑的な当blogでありますが,思えばSIMロックがかかっていたり,アプリはWebアプリオンリーだったりとやけに閉鎖的なその仕組みはもしかして日本のケータイビジネスをちょっとマネしたんじゃね?というか,日本のビジネスモデルをそれなりに意識しているような気もしないではありません。日本の携帯上での漢字変換にはなくてはならない POBox の増井さん(などと気安く呼んでいいのか!)が去年から Cupertino に行っているあたりも何かひっかかります。まあ,もっとも氏の研究は日本語入力システムに限られてるわけじゃないですから過度の期待は禁物です。
それにしても,あいふぉんを日本に持ってくるということは,単に携帯産業だけの問題じゃなくて,携帯向け音楽配信全盛のニッポンオンライン音楽ビジネスを根底からひっくり返すってことになると思うんだが,キャリアの皆さんはそのあたり,覚悟ができてるってことなんだろうか?というか,その方面の人々はやっぱりかなり抵抗するんじゃないだろうか?で,例の人たちはそのうち電話からも補償金を取る,とか言い出すんだろうか?
話は変わりますが,あいふぉんがオークションに出始めたらしいけれど,日本で電話として使えないうちは別に問題にならないって理解でいいんでしょうね。きっと。