iSort 1.4
Bento for iPhone が出た勢いで デスクトップ版の Bento 2 を買って見ました。それが彼らの狙いだとは知りつつも。あと半年ぐらいしたら例によって非情にもアップグレードパスなしでバージョンアップしそうな気もするのですが。
とは言いながら,実はこの連休中に,iSort がバージョンアップしておりまして,以前に比べてかなり動作がスムーズになっているほか,機能強化しているようで,iPhone/ iPod touch 用データベースアプリとしては,こちらもなかなかよろしいようなので,ちょっとスクリーンショットを交えて書いてみます。
起動画面は省略。前の雑然としたアイコンも悪くなかったんですが。
で,いきなり新規フィールド作成画面。対応フィールドの種類は,テキスト(長,短,Web (URL),E-mail,電話番号),数字,Yes/No(チェックボックス),ピクチャ(大,中,小),日付,リスト,テーブル。
リストは他のデータベースを参照することができる(というか参照用データベースを作っておくしかない。もっとも参照専用データはホーム画面上で非表示にできます)。ちなみに List Type 1 とあるけど Type 2 は特に見当たらない。
テスト用データベースを選択表示したところ。虫眼鏡に+のアイコンをタップして詳細検索が可能。
条件を指定した advanced search 画面。begin with..., (does not) contains..., is (not) equal to..., end with..., is (not) empty などの条件指定が可能。さらに and, or で複数条件の組み合わせも。
特筆すべきはサーバ機能。データベースを選択して,下のツールバーにある Wi-Fi アイコンをタップして,Start up the server ボタンを押すとブラウザから直接データベースにアクセスして,データの編集,追加,インポート,エクスポートができる。ブラウザからは
"Http://[iPhone のIPアドレス]:5000/ でアクセス可能。ちなみに iSort のConnection 画面では [IPアドレス]:5000/index.htmlのURL が指定されていますが,私がやってみたところ,/index.html を付けると繋がらなかったので要注意。
ブラウザからアクセスすると大体こんな感じ。これは少し前のスクリーンショットですがこのあたりは基本的にかわらないっぽいです。
デスクトップ上のアプリと同期する Bento も魅力的だし,こちらは iCal のデータなどをインポートできるという利点もありますが,iSort もなかなかどうして,悪くないと思ってます。お仕着せのテンプレートがお嫌いで,ちまちまとフィールドを作成することに慶びを感じる人に向いているんじゃないかと。
じつはリストフィールドを他のデータベースと連動させる方法とか,まだ使い方のよくわからない部分もあって,作者さんによれば,ドキュメント作成中とのこと。ドキュメントがフランス語だったりすると困るんですけどね(英語も得意じゃないけど)。
- 開発元サイト: iPhone Code