Latin Side of Herbie Hancock / Another Kind of Blue
この人(Conrad Herwig) のことは前にもちょっと書いた気がするけれども,モダンジャズとラテン・サルサの間を行き来しているようなトロンボーン奏者。
というわけで,ハービー・ハンコックと,マイルスのラテン風味版。Watermellon man を引用した All blues とか,6/8 拍子の So What とか,どこがマイルスですか?みたいななかなか濃い味付けで,Paquito D'Rivera やら Eddie Palmieri やら,その筋の人々が参加していてラテンジャズ好きには楽しいアルバム。どちらもライブ録音というのも臨場感が楽しめて,良い。